[備忘録]



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<あ>


・洗替:あらいがえ
・エタノール
エタノールには、濃度で大きく分けると3種類あります。
 1.無水エタノール:99.5v/v%
 2.エタノール
 3.消毒用エタノール:70w/w%(≒80v/v%)  <= エタノール830mlに精製水を加えて1000mlとする。
・エントロピ
「人類の叡知」

<か>

・強度区分(ボルト) JIS B 1051
強度区分記号(小数点を中間に含む2桁または3桁の数字)によってあらわされる。
小数点の前の数字を100倍したものが呼び引張強度[N/mm^2]であり、
小数点の後の数字を0.1倍したものが呼び下降伏点または呼び耐力との比をあらわす。
例としてM20強度区分4.8(これが最も一般的)の場合は、有効断面積245[mm^2]であるため、
最小引張荷重:245×(4×100) =98000[N]となり、78400[N]までは弾性変形である。

・コンプライアンス:compliance
単位荷重における変形量、外力による変形の度合、弾力性。
コンプライアンスを大きくして、熱応力を減らすことを検討する必要がある。

・ガス定数:gas constant
一般ガス定数8.314÷そのガスの分子量。単位は[kJ/kgK]
空気=0.2872、酸素=0.2598、窒素=0.2969


<さ>

・湿度
相対湿度100%とは、その環境条件では加熱しなければ水が蒸発しない状態である。
乾・湿温度計であれば等しい温度になる。

・送風機
一般的な送風機を大別すると、遠心送風機と軸流送風機になる。
遠心送風機 => 風は軸に対して直角、遠心方向に流れる。回転方向が変わっても流れは変わらない(風量は変わる)。
軸流送風機 => 風は軸と平行に流れる。回転方向が変わると流れは反対になる。


<た>

・単位
長さ・・・nmは10の-9乗、pmは10の-12乗
例として水の分子のサイズは、374×142pm(0.374×0.142nm、3.74×1.42オングストローム)。
割合・・・ppcはparts per centで100分の1、ppmはparts per millionで100万分の1。

・特定化学物質
労働安全衛生法により、化学物質による健康障害を受けることを予防する目的で定められる。
労働とあるように、あくまでも労働者保護である。
扱うことによってガンを発症させるリスクが高い物質である。


<な>

・熱応力
拘束のない場合は熱によって伸びる(加熱の場合)のであるが、
   (伸び:mm => 線膨張率 x 温度差 x 元の長さ:mm)
拘束のある場合は伸びることができないため、熱応力となってしまう。
   ( 熱応力:MPa => 線膨張率 x 温度差 x ヤング率:MPa)
鋼は線膨張率は小さいが、ヤング率が大きいため、比較的に熱応力は大きい。

・熱拡散率
温度伝導率、温度拡散率ともいわれる。
物体内部の温度上昇の大きさをあらわす指標。
熱伝導率を蓄熱能力(=比熱×密度)で除した値。

・熱量
原則的に単位はJであるが、例外的に食品関係ではcalが使われる。
主な食品の熱量
ごはん一膳336kcal(多め=200g)
ラーメン500kcal
菓子パン200kcal
蛋白質および炭水化物が4kcal/g,脂質9kcal/g
主なアルコール飲料の熱量
ビール40kcal/100cc
日本酒 110kcal/100cc
ウイスキー 250kcal/100cc
エタノール由来の熱量は代謝が早いため体内に残りにくいのですが、糖質由来の熱量が含まれるビール(3g)や日本酒(5g)は注意を要する。
<は>

・バッキンガムのπ定理
現象を説明するのに必要な無次元量の数は、その現象に関係する物理量の全部から、物理量の次元式を表すのに必要な基本単位の数を引いたものである。

・フガシティ
fugacity
拡散しやすさ、気液平衡でよく使われる。

・ポアソン比
Poisson's ratio
長さ方向の垂直ひずみと、それに対する直角ひずみとの関係をあらわす定数である。 原子間の結合力の大小に由来する。


<ま>

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無次元数

・クヌーセン数:Kn
=> 代表長さ ÷ 自由工程

・グラスホフ数 :Gr
=> 浮力と粘性力の比

・ヌセルト数:Nu
=> 対流による熱伝達と流体(静止している流体)の熱伝導の比

・ビオ数:Bi
=>ヌセルト数と同様な定義である。しかし、
ヌセルト数が流体側の熱伝導率であるのに対し、ビオ数は固体側の熱伝導率を用いる。
Bi << 0.1ならば、物体から出ていく熱より、物体内に広まる熱が大。

・プラントル数:Pr
=> 流体の動粘度 ÷ 熱拡散率。
流体中の運動量と熱量の伝わり方(境界層の厚さ)の比率である。
Pr=1のとき、温度境界層と速度境界層は等しい割合となり、Pr<1のとき、温度境界層が速度境界層より厚くなる。
Pr>1のとき、速度境界層が温度境界層より厚くなる。
20℃での概数は、空気で0.7、水で7である。空気は温度で変化は少なく、水は変化あり。

・レイノルズ数
=> 流体の流れの慣性力 ÷流体の粘性力
粘性の影響について。
目安として管内部では2000以下は層流であり、それ以上だと乱流となる。

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<も>

・モル:mol
物質1molあたりの質量をモル質量という[g/mol]。
物質の原子量・分子量に[g/mol]をつけたものである。
 例として水の換算する。
 蒸発熱
 モル蒸発熱 40.66[kJ/mol] ÷ 0.01802[kg/mol] = 2256.4[kJ/kg]
 比熱
 モル比熱 75.291[J/mol] ÷ 18.02[g/mol] = 4.18[J/g]


<や>

・ヤング率
縦弾性係数ともいい、ε=σ/E(伸び = 応力/ヤング率)であらわされます。
弾性範囲における、同軸方向のひずみと応力の比例定数です。
すなわち同じ応力であっても、ヤング率が大きいと、伸び率は小さい。

<ら>

・六角ボルトおよび六角ナット
機械の締結用途として最も使用される部品です。
六角ボルト(JIS B 1180)・六角ナット(JIS B 1181)の現行規格は1994年と2004年に改正が行われました。
主な改正は二面幅と高さの変更であり、今までと違うサイズになりました。
その際に旧規格サイズのものは附属書として残されましたが、2009年12月31日で廃止するよう明記されました。
しかし周知が万全ではなく、廃止することができないため5年間延長して2014年12月31日に先送りされました。
さらに2013年には附属書の規定を存続する、ただし附属書は新しい設計では使わないのが望ましい、とされました。

・ロカベン
ローカルベンチマーク Local Benchmark
企業の経営状態の把握、いわゆる「健康診断」を行うツール(道具)として、 企業の経営者等や金融機関・支援機関等が、企業の状態を把握し、
双方が同じ目線で対話を行うための基本的な枠組みであり、 事業性評価の「入口」として活用されることが期待されるもの
定量情報と定性情報から会社の実態を確認・検討するもの

<略語>

・TBD
To Be Decided 未定
・TBC
To Be Confirmed 確認中
・TBA
To Be Announced 後で発表
・BPS
Book value Per Share 一株あたり純資産
・PER
Price Earnings Ratio 株価収益率 時価総額÷純利益